1952年創業、奈良の小さな手芸店から始まったメルシー。奈良では現在も本店を含めて6店舗ほどお店を展開しており、現在は実店舗の他にもネットショップとリバティプリント生地の販売に力を入れています。特に本店は「リバティ・ミュージアム」というコンセプトのもと、リバティプリント生地のみを集めたお店になりました。
手芸業界ではどうしても女性やお子様の洋服・小物を作るイメージが多いリバティプリントですが、アパレル業界では毎年メンズ向けアイテムが出る、洗練されたテキスタイルとして有名です。もちろんメルシーのメンズスタッフもリバティプリントのメンズシャツを多数持っておりまして、普段から座談会や展示会でも披露しています。
今回は奈良の一部で話題となっている(笑)、弊社社長の男性シャツコレクションを大公開いたします!
またリバティシャツについてのこだわりを、インタビュー形式でお届けいたします。
シャツは今22枚ですね。ジャケットも1枚作りました。既製品だとキャップやスニーカー、メッセンジャーバッグなども持っています。
平日・お休みも合わせて大体週4~5日です。人に会うときは大体着ていって、リバティプリントを広めて回っています(笑)
やはりちょっと変わった柄のシャツだと興味を持ってもらえることが多いので、話のキッカケにもなりますね。次にお会いするときには「今日もリバティですか?」と聞いていただけて、少し仲良くなれます。
私は体格が大きいので、既製品だとサイズがなかなかなく、オーダーメイドで作ります。柄も好きなものを選べるのでいいですよ!一番最初に作ったシャツは・・・このピンクのフェリシテですね(写真)。生地を持っていったとき、ちょっとびっくりされました。
実店舗にはメルシーオリジナルで作ってもらった既製服も置いているんですが、メンズのLLサイズは私の型で作らせてもらっています。自分でシャツも作れるといいんですけども・・・今はソーイングも勉強中です。
やっぱり毎日見ているせいか、ごく一般的な柄ではなくて、どんどんインパクトのある方へ偏ってきましたね・・・。でも着てみると意外とイケるんです。他には白ベースよりもネイビーや黒など濃いめの色ベースの生地を選んでいます。透ける心配がないし、一枚で着てもジャケットと合わせても使いやすいです。
色んなシーンで着ていますね。白パンツと合わせたり、デニムでもカジュアルに着られますし、グレーやストライプのスーツにも合わせることもあります。タナローン生地はさらっとしているのでシーズン問わず使えてごわつかないので、ジャケットなんかで重ね着しやすいですよ。ブルゾンなどで襟元だけ見せるのもいいと思います。
22枚あるんですが、やはり初めて会う方には単色使いや落ち着いた色味のものを選んでいます。2回目以降にお会いするときは全く考えずに気分で選んでいます!
年に2回シーズン柄の発表があり、ここ最近は本店で新柄お披露目も合わせた座談会を開催しているので、来ていただいているリバティ・ジャパンのスタッフさんやメルシーのスタッフも新しいリバティプリントで服を作って、お客さんに見てもらっています。
座談会に来ていただいた方はお気付きかと思いますが、スタッフ同士で「自分の服の柄がどれくらい売れるか」をこっそり競い合っていまして、目立つところに生地見本を置いたりしています…ただ私とリバティ・ジャパンのスタッフの選ぶ柄はインパクトが強すぎるみたいで、苦戦中です(笑)
売れそうな生地路線はちゃんと分かるんですが、自分で着ようと思う柄は全然違っています。逆に生地の状態だと「これはなかなか売れないかも」と思っていたものもスタッフが服に仕立てて着たことで、座談会のときに飛ぶように売れた生地もありますね。
まずアイロンがけをしなくていいこと(笑)。あと洗濯に気を遣わずに、じゃぶじゃぶと洗えるところがいいです。干すときにしっかり伸ばして形を整えると、シワがそんなに気にならないですよ。デニムからスーツまでオールマイティに使えるという点もいいですね。
リバティプリントって不思議と飽きが来なくて、十数年前に作ったリバティのシャツを今でも来ていらっしゃる方もよくお見かけするんです。私もラルフ・ローレンやファミリアみたいな、「飽きの来ないブランド」が好みなので、リバティもずっと着ているんじゃないかなと思います。
夏に向けて短パンを作りたいですね!ジレ(ベスト)もいいと思います。ネクタイなどの小物系も取り入れたいです。洋服屋さんに行くと「このアイテム、リバティであったらいいのにな」と思うことがよくあって、なんでも気になりますね。奥さんや子供のアイテムを買ったりもします。
柄シャツって初めは勇気が要ると思うんです。私も一番最初にリバティのシャツを着て外出したときは、ジャケットを羽織って隠そう隠そうとしましたが、実は周りってそんなに自分のことを見てないなと気づいて、2回目からは全く抵抗なくなりました。いきなりシャツを着るのはハードルが高いと思うので、ネクタイやキャップから取り入れるのがいいんじゃないかと思います。
あとは、並んで歩く奥さんやお子さんがリバティの服を着てくれていると、「家族で着てるんだな」って見てもらえるのでちょっと気持ちが楽になりますよ。ぜひ奥様やお子様に買ってお揃いで着てください。
まずは着せて褒めることです!男性が着やすい柄もありますので、色々探してみてほしいです。 先ほども申しあげたとおり、男一人で着ているとやっぱり精神的なハードルが高いので、奥さんやお子様、彼女さんも一緒にリバティを着て、楽しんでほしいですね。
改めて並べてみるとすごいインパクトです・・・ピオニー・パビリオンはリバティ・ジャパンのスタッフさんもシャツを持っているので、おそろいですね(笑)エミリーズはリバティプリントでは珍しいヒョウ柄なんですが、あまり派手な色じゃないのでジャケットにも意外と合わせやすいですよ。キャリーは・・・インパクト大ですね。
「父兄参観」に着ていける柄という目線で選んでみました。スウィム・ダンクレアは落ち着いた色柄で私も好きです。ギャリーモジャーズ・レイナードは「不思議の国のアリス」のキャラクター柄なんですが、地色がネイビーなので、浮きすぎずかわいくまとまっていると思います。カーズは息子とおそろいのシャツなんです。男の子のパパならこれくらい着てもいいかな?と思います!
「ストロベリー・スィーフ」は定番柄なので、お店に来られるリバティファンのお客様にはやっぱり好評です。「スコッティ・タイガー」は虎の頭がデザインされていて色によってはインパクト大なんですが、このシャツは色味が落ち着いているのでそんなに悪目立ちしないですね。フェリシテは個人的に好きな柄です(笑)
いかがでしたでしょうか?
こちらのスタッフのように何枚も、というわけには行かなくても、
クローゼットの中にリバティ柄のシャツを一枚持っている男性が増えてほしいなと思います。
ご家族で一緒にリバティを楽しむ姿もとても素敵ですね♪
「欲しいけどリバティのシャツは高い!」という皆様、
自分でソーイングできれば、お好みの柄が選べて、費用は生地代だけですよ・・・!
その際はぜひメルシーでリバティプリント生地をお買い求めください♪
こちらの特集でもメンズ向けリバティを紹介しています!新柄多数登録しました!