#06 Sense of Liberty センス・オヴ・リバティ(リバティ感覚) ―リバティプリント2013年秋冬柄
#06 Sense of Liberty センス・オヴ・リバティ(リバティ感覚)
リバティはこれまで小花柄のブランドとしてだけでなく、衣と住を花々で飾ることをこよなく愛する英国人の伝統に裏打ちされた典型的な英国ブランドとして世界に名を馳せてきました。
「センス・オヴ・リバティ」は今回のコレクションの最後を締めくくる六番目の感覚で、リバティが誇る様々な花のスタイルを集約したものになっています。
ANNABEL アナベル
1980年代のリバティのアーカイヴにあった柄をアレンジしたもので、水玉で小さな葉を表現した色、柄共にこなれた柄です。
MARCO マルコ
1970年のスカーフの柄を写して小さな樹木の柄を作り上げ、濃い色地にプリントして、まるで無地のカラー・ブロックのように見える柄です。
NEWLAND ニューランド
1965年のタナ・ローン用に制作された柄を縮小し、小花のような感覚に作り変えられました。
MANUELA マヌエラ
1970年代にスカーフ用に制作されたリバティのアーカイヴ・プリントをヒントにした柄です。この頃のリバティ柄の多くはリバティの1930年代の花柄を基にしています。
ERI エリ
リバティ・アーカイヴにある柄見本帳の1ページを基に、リバティで鉛筆画風にアレンジされました。
LEILA レイラ
リバティのアーカイヴに収められている1970年代に制作されたスカーフの資料を基に生まれた柄です。
BETSY ANN ベッツィ・アン
1983年に制作され、リバティのクラシックにもなっている有名な「ベツィ」柄のミニチュア版です。
PETAL AND BUD 花びらとつぼみ ペタル・アンド・バッド
リバティのクラシック柄「ポピー・アンド・デイジー」のスケールを変更した柄です。元になった柄は1900年代から幾度もリバティ・アート・ファブリック・コレクションに選ばれています。
MITSI VALERIA ミッツィ・ヴァレリア
1950年代にスタジオにいたギリアン・ファーが制作し、今やリバティのクラシックとなっている「ミッツィ」柄の縮小版です。
SUSANNA スザンナ
元々2005年春夏コレクション用に制作された柄をベースに、リバティ内で手描きされました。今回『地上の楽園』に合わせて完全に描き直され、新聞の紙面のような感覚のプリントです。濃淡の地色に色と綿密な輪郭を出しています。
2013AW「地上の楽園」 その他のデザインストーリーはこちら