思い出を記した日記が、
人里離れて暮らす孤独な時間を記録しています。
打ち付ける波や天体の動きまでもがページに記載され、
遠く離れた海では繊細なボトルが永遠に浮き沈みを繰り返します。
瞑想的であり概念的。
孤立からくるとりとめのない不安定さが表されています。
無人島で唯一手に入った紙である日記に、荒れ狂う天候や大しけの海の様子を記録。
シェイクスピア作品の全てが収められています。ページを一枚一枚つなぎ合わせ、漂流者の孤立や孤独を詳しく記した思い出の記録が出来上がりました。
もともとメンズウェアのために、60年代のアーカイブ柄を参考にしてデザインされたもので、ボトルシップを格子状にアレンジした小さなカンバセーショナル柄です。
量子力学の不確定性原理の方程式に使われている文字や数字を取り入れた柄です。この方程式は、ある粒子の位置と運動量を同時に知ることはできない、つまり未来が確定したものかどうかを知ることは永遠にできないとしています。仮に無人島に漂流しても運命は決められたものではないので、いつでも脱出することが出来るという事です!自分の運命は自分の手中にあるのです!