水面下に広がる世界の繊細な美しさをとらえたデザインです。水中で揺らぐ珊瑚が、水彩タッチでディテールまで丹念に描かれ、心和む水中の世界に誘います。
珊瑚の華奢でしなやかなシルエットが、海の浅瀬に幻想的なレースを生み出します。
マティスの大胆な切り絵にインスパイアされた柄です。陰と陽の美しいトーナル調のタペストリーは、広大な海底を探索するような鮮明な印象を与えます。
複雑に入り組んだ形の珊瑚が、深海で揺れる姿を繊細に水彩で描いています。
海藻や珊瑚が連なるように配置され、ペイズリーのリーフ模様を作り出します。もともとは1970年代にメンズウェア向けにダークな色彩でウール地にプリントされていた『バルナバス』という名のデザインでした。
19世紀中頃のペイズリー柄の要素を取り入れたデザインです。リバティの140年に及ぶ歴史の中で集められたペイズリーの膨大なコレクションの中でも、最も古いものは1820年代に遡ります。これらのペイズリーの多くは大判のショール(1メートルを超えるもの)に用いられてきましたが、時の経過により傷みやすくなっています。
かつては『ヘンリエッタ』と呼ばれていた典型的なアーツ&クラフツ・スタイルの柄で、マーガレット、ナデシコ、ユリ、スイセンなどいろいろな花を組み合わせたデザインです。中でも最も古いものは1890年代のリバティ アーカイブのシルク帳に保管されています。
1968年にリバティのマートン工場で作られ、『カンダハル』(後に『ブルサ』)と呼ばれていたペイズリーの花柄からインスパイアされたデザインです。オリエンタル調の大振りなペイズリーの葉を小さな花々が繋いでいます。70年代後半に復刻されたデザインは、78年秋冬のインテリアコレクションに用いられました。