リバティロンドンのスカーフ・デザイン・チームが選んだものに、内部で手を加えた「ジュノズ・ガーデン」は、1940年代にリバティのマートン捺染工場でプリントされたスカーフの柄がもとになっています。
トレミー・ディーンは25年間もの間、身の回りの建物や街の様子をスケッチや絵画に収めながら、英国の建築的遺産の形質を称賛し記録に残し続けてきました。彼はBBC2の連載番組「レストレーション(復興)」で歴史的建築物アドバイザーを務めるとともに、ナショナルトラストの建築物パネルの一員でもあります。また2012年からはウェストミンスター寺院の建造物監視官にも就いています。
百貨店のファサードを表すこの柄の幾何学模様は、リバティのチューダー・ハウスの時計塔を美しい線遣いと水彩で描いた絵画をヒントにしています。トレミー・ディーンはある晩夏の午後、リバティ百貨店の向かい側の階段に腰を降ろし、どの角度から見ても絵になるネオ・チューダー調のアーチをまるで地形図のように緻密に描きました。現在ではとうてい許可が下りないであろうこれらリバティの渡り廊下は、このロンドンの一角の持つ独特の個性をより一層引き立てています。彼のスケッチや水彩画を最終的な図柄に仕上げていく過程は、トレミーにまだ子どもだった70年代を思い出させました。それはテレビの映りも悪かった田舎で、時折ほんのわずかチューニングがあった瞬間に垣間見ることのできる映像を連想させたのです。
本のイラストを参考に1972年に制作されたデザインをもとにした柄です。退廃的な劇場型のショッピング体験を表現した柄で、中央のアトリウムを象徴しています。1920年代ならではの素晴らしい感覚を備えたこの柄は、今日のリバティのアトリウムの造りを連想させます。
アーツ・アンド・クラフツ運動の時代のデザインをヒントに制作したリバティのアーカイブに収められている1980年代のインテリア柄をもとにしたものです。
この柄は『ナーズ』の「ナージャー ザン ライフ ロング アイライナー」のバーボン・ストリート(カラー)とベルベット マット リップスティック ペンシル」のクルエラ(カラー)、『シュウウエムラ』のブルーやヴィヴィッド・グリーンのシャドーとリキッドブラックのアイライナー、「ディプシー パーフェクト ウォーターイン ケーク ファンデーション」、『ローラー・メルシェ』のヌード色の「クリーム リップ プリント」 といった化粧品売場のメイキャップを使って描かれました。
現代のリバティレディ達のバッグの中身を表した柄です。クラシックコレクションのリバティプリントのアドレス帳や手帳が女の子の必需品の中に混じっています。リバティのバッグ売場のための楽しいカンバセーショナル柄です。