40年近くのキャリアを誇るマノロ・ブラニクCBEは、今世界で最も影響力のあるフットウェア・デザイナーの一人であり、2012年の「ブリティッシュ・ファッション・アワード」では優れた業績に対して贈られる「アウトスタンディング・アチーブメント・アワード」を受賞しました。彼の靴は世界中の熱狂的なファンの心を魅了しています。
バラの花と葉を一面に散りばめた「エステラ・アンド・アナベル」は、マノロ・ブラニク自身の手によるもので、ロンドンのリバティの旗艦店にある彼の靴が並ぶ売場を表しています。
新しい英国ブランド「ドローインライント(Draw in Light)」は、ハンド・シルク・スクリーンの専門店です。そのスタイルはどれもユニークで、一つ一つロンドンのスタジオで制作されています。2010年2月に開催された「リバティ・ベスト・オブ・ブリティッシュ」の一般公募で発掘された二人組の手によるコレクションは、リバティ百貨店限定で販売されています。
この柄は風景や政府公式地図をヒントに制作されました。シルク・スクリーンの上に手で染料を渦を巻くように塗り、それを紙にプリントしました。最後に繊細は樹木を加えて、一つの風景に仕上げました。
アーカイブに収蔵されていたオープン当時のリバティ・カフェやウィロー・スタイルのティールームの写真にあったグラジオラスの花をヒントにして生まれたのが「ジェニー・アンド・スティーブ」です。この柄は、まずガラスにレリーフペーストで描いてから、ガラス用絵の具を使って色づけされました。
19世紀のペイズリー生地をもとに制作された「ハラジュク」というペイズリーを更にリドローした柄です。ペイズリーの持つ東洋的な性質から、このフロアにあるインターナショナル・ファッション・コレクションを象徴する柄となりました。