匂いの微粒子は鼻腔を通過し神経細胞に到達すると、まるで鍵が鍵穴にはいるように、そこにぴったりと結合します。一度脳が嗅神経を通じて信号を受け取ると、匂いはリバティ・デザイン・スタジオの創作意欲を掻き立てるような甘い花の香りに変換されます。リバティの高級な香水売り場で売られている香水をヒントにプリントが制作されました。全てのフレグランスはリバティの香水バイヤーがその香りと成分を基に選びました。
シダーのほのかな香りに本格的イチジクを加えた初の香水として広く知られる「ディプティック・フィロシコス」をヒントに制作されました。美しいイチジクの木と熟すにつれ色付いていく果実、成長とともに形を変えながらシダーの幹に巻きついていく葉を取り入れています。図柄は手書きでペンと水彩で色づけされました。
2011年に発売されたバレードのフレグランス「ミスター・マーヴェラス」に使用されている全ての原料―トップノートに使われているプチグレンやネロリ油、ミドルノートとして使われているラベンダーやバンブー、ベースノートに使用されているヴァージニアやアンバーを盛り込んだ柄です。