セントラル・セント・マーティンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインのBAファッション・テキスタイル・コースとのコラボレーションをもとに、5柄が選ばれました。選定にあたり映画に登場する衣装のデザインと芸術的要素の観点から、特定の映画と映画監督に注目しました。
選ばれた柄は以下の映画をヒントにして生まれました。
『甘い生活(’La Dolce Vita’)』、監督フレデリコ・フェリーニ、1960
『上海エクスプレス(’Shanghai Express’)』、監督ジョセフ・フォン・スタンバーグ、1932
『息もできない(’Breathless’)』、監督ジャン・リュック・ゴダール、1960
『メトロポリス(’Metropolis’)』、監督フリッツ・ラング、1927
『時計仕掛けのオレンジ(’A Clockwork Orange’)』、監督スタンリー・キューブリック、1971
入選作品は以下の6人の著名な審査員により選ばれました。
アンソニー・パウエル:衣装デザインでオスカー賞を3回受賞
デボラ・ナドゥールマン・ランディス教授:衣装デザイナーとしてオスカー賞ノミネート
ジョン・ランディス:伝説の映画監督
テリー・ジリアン:伝説の映画監督
ケリー・テーラー:有名なヴィンテージ・テキスタイルのオークションハウスのオーナー
ジャスティン・ピカルディ:ファッション・ジャーナリスト 兼 小説家
映画『上海エクスプレス』とその中に登場するマレーネ・ディートリッヒが着用していた衣装と羽のついた帽子を題材にして創られたシャーミーン・タビットのデザインです。
映画『メトロポリス』の中の洗練されたアール・デコの建物をヒントにしたナユコ・ヤマモトのデザインです。
※画像は準備中です。
映画『時計仕掛けのオレンジ』をもとにした柄で、デザインしたフィル・キムはこの柄を「奇想天外の組み合わせによる幻想」と描写しています。
ココロ・ナカネがデザインしたテキスタイルの迷路です。映画『息もできない』の登場人物のめまぐるしい気持ちの変化と極限状態の逃避を題材にしています。
『甘い生活』の中で挑発的なレースのトップスを身につけネコのような仕草をするシルヴィアをヒントにして、ティミー・ハエックがデザインしたものです。
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