刺繍やアップリケ、ニードルポイント、レースなど、布地を立体的に装飾するものをプリントで表現しています。
リバティ・デザインスタジオは、今回のコレクションのためのデザインの制作をレイモンド・ハニーマンに委託しました。多種多様なベース素材にプリントをする彼は、『アーマン・タペストリーズ』の主任デザイナーの一人として有名です。大学を卒業して売れた初めての作品「スノードロップス」を購入したのがリバティ社でした。彼にとって作る作品の美しさとは、最終的に出来上がった作品と同様にその過程にあると信じています。ニードルポイントの柄ではステッチがあります。リバティのために描いた柄でも、彼の気に入るグラフ用紙が見つからなかったという理由で、格子を鉛筆で書き込んでいます。レイモンドは、メアリー・シューサー(リバティ・アーカイブを創設するにあたりアンナ・ブルーマとお仕事をしました)と共に「柄を描く情熱(A passion for painting pattern)」と題した本を書いています。
レイモンド・ハニーマンは、この柄のニードルポイントの針目を表すために、色の線を2万2千本手描きしました。
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リバティのアーカイブ・プリント2柄を融合させ、デジタル・プリントされた布に手で刺繍を加えたものです。その後2つの柄をスキャンしてコンピュータに取り込みスクリーン上で混ぜました。この柄はロータリー・プリントの柄とガルバニック・プリントの柄を組み合わせて生まれました。
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アーツ・アンド・クラフツ調の刺繍をヒントに手描きされた柄です。地模様があり、深みのある豊かな色合い、繊細な手刺繍、バラのストライプの上に花のブーケがプリントされているのが特徴です。
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デジタル・プリント向きの柄をスクリーン・プリントで表現したもので、樫の木の葉の写真と層になった葉の写真を組み合わせて柄にしています。色の重なり具合によって、異なる色の効果を生み出します。
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