次のグループには、テキスタイル・プリントの原点に立ち返る意味でブロック捺染を選びました。木版を彫る技は、正式には木版術と呼ばれています。木目にそって裁断された木版は、ナイフや彫刻刀、紙やすりを使って彫られ、一色以上を使う柄の場合は、もちろん複数の版が使われます。
リバティ・アート・ファブリックのデザイン・スタジオのメンバーたちは、ラフバラにある『アンステイ・ウォールペーパーズ』を訪問しました。ここは布こそ作っていませんが、未だに手でブロック・プリントをした美しい紙を作っています。最低ロットは6ロールということです。同社は英国における壁紙の委託生産のプリンターとして最大の規模を誇り、ヨーロッパにおいて最も幅の広い機械を備えています。『アンステイ』は最高級のプレミアム市場向けに生産をしている一方で、建物の修復作業にも携わり、また特別に委託を受けた数々のプロジェクトを手掛けています。その中には王族からのものも含まれています。
リノリウム・プリントのポピー柄を、リノリウム・プリントしたアーカイツ柄の「ノア」の上においています。
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リバティ・アーカイブにあったオリジナルのブロック・プリントからとったものです。
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リバティ・アーカイブにあった19世紀の木版の小さな柄をヒントにしたもので、リバティのアーカイブィストが選んだことからコレクションに加えられることになりました。
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『アンステイ・ウォールペーパーズ』のオリジナルのブロックプリントです。
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