リバティ・ファブリックスの正規販売店 メルシー

ミュージシャンが一連のデザインのヒントとなっています。また音楽クリエーターたちで芸術の世界とも深いつながりのある人たちにも着目されています。

Florence Welch（フロレンス・ウェルチ） フロレンスは「Florence and the Machine（フローレンス・アンド・ザ・マシーン）」のリード・シンガーです。バンドはデビュー・アルバム「Lungs（ラングス）」から驚異的な人気を博し、数々の賞を受賞しています。彼女は音楽に専念する決意をする前にはカンバーウェル美術大学で学んでいました。
フロレンスは、リバティのアーカイブから2柄を選びました。
『Grace（グレース）』
19世紀のヴィンテージ柄で、手描きのレース模様です。
『Dancing Ladies（ダンシング・レディーズ）』
素晴らしい伝統的なリバティの花柄でインドのミニチュアール画（細密画）を連想させます。

Graham Coxon（グレアム・コクソン） グレアム・コクソンは1988年からゴールドスミス美術大学で美術を学んだ同大学の卒業生です。コクソンはいうまでもなく世界的に有名なロックバンド Blur（ブラー）の中のリード・ギタリスト兼バック・ボーカルとして知られています。彼は自分のソロのアルバムのカバーのデザインをするだけでなくブラーのアルバム・カバーも手がけてきました。今回のコレクションでグレアムが最後にデザインしたのは「ロックンロール」を象徴する柄でした。
『A Boy Dreams（ア・ボーイ・ドリームス）』

Edwyn Collins（エドウィン・コリンズ） エドウィンはスコティッシュ・ロックのリバイバルの推進者として有名で、彼の「オレンジ・ジュース」バンドや世界的ソロ・ヒットとなった「A girl like you （ア・ガール・ライク・ユー）」を復活させています。彼は2005年に脳出血を起こし、リハビリテーションの一環として一日一羽の鳥の絵を描きました。その感動的な話をヒントに、彼の描いた鳥の絵の全てを、鳥の名前や日付も入れて、デザインに取り入れました。最近、彼は「Q」誌の授賞式で「レジェンド賞」を獲得したのに続き、年末にはザ・ロイヤル・フェスティバル・ホールでのコンサートにも出演する予定です。
『Ornithology（鳥類学）』

Emilia de Poret（エミリア・デ・ポレット） エミリアはヨーロッパでいくつものナンバー・ワン・ヒットを出し大成功を収めているシンガーです。夫は有名な雑誌モノクルの編集をしています。エミリアがマイクロフォンをもとにデザインした柄をリバティ内部で手を加え、幾何学的なミラーボールの図案にまとめました。エミリアは自らが制作した柄に強い関心を示し、リバティ内部で作業をしているところを映像に収め、モノクル誌で宣伝したほどでした。
『Emilia De Poret（エミリア・デ・ポレット）』