今年は毎年恒例の新柄発表会が、新型コロナウイルスによる感染拡大を考慮して中止となりましたが、当日生地の紹介をしていただく予定だったリバティジャパンの日渓様よりメールにて生地紹介のメッセージをいただきましたので、こちらに掲載させていただきます。
↓以下リバティジャパン日渓様からのメッセージです。
リバティジャパンの日溪(ひたに)です。いつもリバティ・ファブリックのご愛顧、誠にありがとうございます。毎シーズン恒例となっているメルシー様での新柄発売イベントですが、新型コロナウィルスの影響で、今回は残念ながら開催中止の判断となりました。楽しみにしていただいていた皆さま、申し訳ございません。代わりにこちらで少しだけ、新柄のご紹介をさせていただければと思います。
今回のコレクションでは、リバティ・ファブリックスをスタイルとジャンルによって定義された4つの「ギャラリー」という形で構成、ご紹介しております。
最初のギャラリーは、リバティとアーツ・アンド・クラフツとの繋がり、そしてウィリアム・モリスを称賛するコレクションです。モリスの「ストロベリー・シーフ」「ハニー・サックル」「サンフラワー」「イーブンロード」「ウィロー」が現代的な解釈で描かれたデザインなどが紹介されています。
自然や花にフォーカスしたギャラリーです。英国リバティのデザインチームは植物学者や園芸家の視点や、ロンドン自然史博物館の植物画や標本などを通じて、美しさと歴史を見せる、ドラマあるテキスタイルを作りだしました。
リバティの創業者、アーサー・リバティのキュレーター精神は、世界中を旅して集めた貴重な品々をロンドンの店で紹介したことから垣間見えます。このギャラリーでは、コレクターの情熱や個性を介しセレクトされたカンバセーショナルデザインをご紹介します。
リバティの遺産とデザインの起源に強く影響をもたらした東洋。このギャラリーではリバティのアーカイブに保管されているインドの工芸品、絵画、織物などの研究を通じ、リバティと東洋の装飾芸術との永続的な関係を探ります。
以上4つのギャラリーという形でご紹介させていただいている今回の新柄コレクションですが、各店舗からのご注文の人気柄TOP2はこちらになります。
左が1930年代のデザインをベースにした、定番のベッツィを彷彿とさせる「Betsy Berry」。右が1960年代のスカーフのデザインをベースにした「Cherry Drop」。近年のデジタルプリント主流の傾向の中、今回のコレクションではこのような「リバティらしい」デザインが上位に入りました。(ちなみに私のシャツは「Prince Milo」
個人的にオススメしたい柄は、3つ目のギャラリーで登場するデザイン「The Collector」と「Amherst」。先ほどのデザインから一変、デジタルプリントならではのデザインです。いずれも今回、弊社スタッフの中での人気上位のデザインで、ブラウスでもワンピースでもステキだと思います。
そして、、、触れていただけるのを待っているのですが、、私のマスクの柄は「Winston」。今回はこの爬虫類柄と、可愛らしい「Angeli」を組み合わせてみました。良いでしょ・・・??
他にもご紹介したい柄がたくさんあるのですが、、、、イベントでお会いして直接ご紹介できないこと、本当に残念に思っております。次回、世の中の状況次第になってしまいますが、また是非お伺いさせていただき、リバティの魅力をお伝えしたいと思っております。
以上、簡単なご紹介となってしまい申し訳ありませんが、2020年秋冬コレクション「PRIVATE VIEW」、是非ご覧ください。