古いアーカイブの柄から現代感覚のものまで、入念に手描きされた花柄のシリーズで、中には著名なアーティストであるレイチェル・ぺダー・スミス(Rachel Pedder-Smith)、デビー・スミス(Debbie Smyth)やジョセフィン・ゴマーソル(Josephine Gomersall)の作品も含まれています。
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リバティのアーカイブに収められていた1920年代の柄をヒントにして生まれた風になびくような小花柄。
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1980年代後半にリバティスタジオで作られたオリジナル柄で、植物と古いヴィンテージ物のアイテムを組み合わせた柄です。
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キュー・ガーデンの植物標本館に収められている乾燥させた植物標本をもとに、驚くような独特の植物画を描くことで有名なレイチェル・ペダー・スミスは、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの博物学イラストレーション修士課程に在籍していた11年前から標本館で働いています。レイチェルはこれまでにも王立園芸協会から金メダルを4回受賞し、2度の個展を開き、彼女の作品は多くの有名なコレクションに収められています。今年の初めにテート・ブリテンで開催された水彩画展で、初めて彼女の作品との出会いがありました。『ハンナズ・ポピー』は完璧なポピーの標本を水彩で描いたレイチェルらしい作品です。
デビー・スミスの名前は糸を使って彼女が描く絵とまさに同義語になっています。正確に打たれたまち針に向かって糸を伸ばし網状に絡めながら絵を描いていきます。彼女の作品ではテキスタイルと線画と美術の境目がおぼろになります。今回彼女には、美しい糸の刺繍でロンドンの交通機関に花の装飾を施したようなデザインを委託しました。それは、今では使われなくなり、安住の地に収まった乗り物を自然の草花が飾り立てるように生えていくような光景です。
シーグレーブの自宅にあるスタジオで作品を制作するジョセフィンの植物画は、家の周りの自然の生け垣や田園風景からインスピレーションを得ています。ディジー、キンポウゲやクローバーの葉などが、その陰影にいたるまでが鉛筆で線密に描かれ、透明水彩画の技法で色が染み込ませてあります。
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