「味覚」に纏わるコラボレーションの相手として満場一致で選ばれたのがジェイミー・オリヴァー(Jamie Oliver)でした。昔から食べ物に興味を抱いていたジェイミーはウェストミンスター大学で学び、その後有名なレストランで修業を重ねました。彼がザ・リバー・カフェにいる時にテレビの制作チームが彼を見いだし、「ザ・ネーキッド・シェフ(裸のシェフ)」という彼のテレビ番組が始まりました。この番組のシリーズでBAFTA(英国映画テレビ芸術アカデミー)賞を受賞したのを皮切りにその後も数々の賞を受賞し、また出版する本も瞬く間にベスト・セラーの仲間入りを果たしました。彼はテレビ番組、書籍、商品、チャリティー、教室を通してグッド・フードを取り入れ、忘れられていた調理法を復活させることを英国中に広め、食育の推奨者となっています。
ジェイミーらのチームが制作した虹色のレインボー・サラダのレシピでデジタル・プリントされた柄です。押しつぶされたニンジンやカブの柄を縮小し、ざっくりとしたツィードのような効果を出しています。
1990年初頭にジャック・プリンスによりインテリア向けに制作された一連のフルーツ・野菜柄の一部をもとにデザインされた洋なしのカンバセーショナル柄です。
セントラル・セント・マーティンズの学生モーガン・レヴィのデザインにリバティのデザイン・スタジオで手を加えた柄です。染料になる自然の植物や野菜をテーマにクロイチゴの葉の柄が制作されました。レイチェル・デ・テームが2011年にCSMとの共同制作の審査員の一人をしていた時に選んだ柄です。
セントラル・セント・マーティンズ・カレッジ・オヴ・アート・アンド・デザインの学生のアマンダ・ハリソンがデザインしたものにリバティのデザイン・スタジオが手を加えた柄です。名前はCSMとの共同制作の審査員で、同じ名前で有名なフロリストのオーナーであるワイルド・アット・ハートのニッキー・タイブルズに因んで付けられています。